「実家解体で荷物はどう処分すればいい?」
実家の解体で荷物を処分する方法には、「①自分で捨てる」「②解体業者に依頼」の2種類があります。
▼実家解体で荷物を処分する方法
荷物を処分する方法 | 方法 | 費用 |
①自分で捨てる |
| 割安 |
②業者に依頼 | – | 割高 |
本記事では、実家解体で荷物を処分する方法についてやさしく解説しています。
私の家の解体費用はいくら?
▼家の解体費用についての基礎知識はこちらの記事で解説しています
実家解体の荷物の処分法①自分で捨てる
実家の荷物は自分で捨てられるものは捨てておきましょう。
自治体の補助で割安に処分できる
自分で処分する場合、「一般廃棄物」として処分できます。一般廃棄物の場合、自治体が処分費用の一部を補助するため、安く処理することが可能です。
例えば、自治体ごとの廃品回収では、規定の金額で粗大ゴミ等を出すことができますが、補助をうけているため、実際の金額より安く処分できるのです。
なお、「一般廃棄物」とは可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみ等、家庭内で処分されるごみが該当します。
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生活雑貨とリサイクル家電は自分で処分しよう
主に「生活雑貨」と「リサイクル家電」は自分で処分しましょう。
▼自分で捨てる荷物の種類
種類 | 具体例 | 処分方法 |
①生活雑貨 |
|
|
②リサイクル家電 |
|
また、各家電をリサイクルに出す場合、引き取り料金の例は以下になります。
▼各家電のリサイクル料金の例
品名 | リサイクル料金 |
---|---|
エアコン | 1,404~9,720円 |
テレビ | 1,836~3,688円 |
冷蔵庫 冷凍庫 | 3,672~6,037円 |
洗濯機 衣類乾燥機 | 2,484~3,310円 |
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実家解体の荷物の処分法②解体業者に依頼
続いて解体業者に依頼する場合の処分方法について解説します。
一般廃棄物収集運搬業の解体業者なら安くすむ
一般廃棄物運搬業の許可を取得している業者であれば、生活雑貨や家電などの一般廃棄物の処分を、安く依頼することができます。
一般廃棄物運搬業とは、一般廃棄物運搬業を運営する許可を取得している業者のことです。
木製や鉄製の家具は引き取ってもらえることも
木製や鉄製の家具は、解体業者に引き取ってもらうことがおススメです。
資材としてリサイクルできる可能性があるため、安く引き取ってもらったり、買い取ってもらえるケースがあります。依頼する場合の処分費用の相場
解体業者が処分する廃棄物は、解体によって生じたゴミや木くず、石膏ボード、瓦が該当します。
廃棄品名 | 処理料金/m3 | 参考 |
---|---|---|
ゴミ | 2.5万円~ | 解体工事で出た混合廃棄物 |
木くず | 5,000円~ | 再生木くずのみ積載 |
1万円~ | 他廃棄物との混載等 | |
石膏ボード | 1.2万円~ | リサイクル可能品 |
2.5万円~ | リサイクル不可能品(雨濡れ、汚れあり等) | |
瓦 | 1.5万円~ | アスベストを含んでいないもの |
がれき類および ガラス陶磁器くず | 2.2万円~ | – |
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実家解体で片づけを依頼できる業者の種類
本章では実家解体で片づけを依頼できる業者の種類を解説しています。
▼実家解体で片づけを依頼できる業者の種類
- 遺品整理業者
- ゴミ屋敷専門片付け業者
遺品整理業者
遺品整理業者は、故人が残した貴重を遺族の代わりに整理し、供養も行います。また、特殊清掃も担うことがあり、家族に負担をかけずに片付けを進めることができます。
【遺品整理会社の利用費用】
費用の目安 |
3DKの場合(税込)15万円~40万円 |
ゴミ屋敷専門片付け業者
ゴミ屋敷専門片付け業者は、ゴミ屋敷の片付けに特化しています。特殊清掃も対応が可能です。
【ゴミ屋敷専門片付け業者の利用費用】
費用の目安 |
3DKの場合(税込)5万円~50万円 |
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