アパート経営の利回り、表面と実質で数%ズレる理由

提示された利回りの数字をそのまま信じてよいのか分からず、不安になってしまうのは当然のことです。とくに相続した土地でアパート経営を検討している場合、担当者の説明だけを頼りに大きな決断をしなければならず、「この数字は本当に信じていいのか」「他にも確認すべきことがあるのではないか」と迷うのはごく自然な反応です。イエウール土地活用に寄せられる相談でも、提案書に書かれた利回りをどう解釈すればよいか分からないまま検討を進めていたという声は少なくありません。
アパート経営を検討し始めると、建築会社や金融機関から「利回り〇%」という数字を提示される場面が何度も出てきます。ですが、その数字が表面利回りなのか実質利回りなのかによって、実際の手取り収益は大きく変わります。結論から言うと、実質利回りの最低ラインは3%、理想は5%前後です。この記事を読み終える頃には、表面と実質でどのくらいの差が生まれるのかに加えて、自分の土地・条件(新築/中古・エリア)に当てはめた早見表でその数字が妥当かどうかを判断でき、さらに複数社の提案を比較して初めて分かる「本当の妥当性」の確かめ方まで理解できる状態になります。
アパート経営の利回りは表面と実質で何%ズレる?最低ラインと理想値
表面利回りと実質利回り、何が違うのか
アパート経営における利回りとは、建築費(投資額)に対して年間どれくらいの家賃収入・手取り収益が得られるかを示す割合のことです。よく提示される「表面利回り」は、年間家賃収入を建築費(土地代を除く場合が多い)で割っただけの数字で、管理費・修繕費・固定資産税といった経費を差し引く前の数字です。一方「実質利回り」は、これらの経費を差し引いた後の、実際に手元に残る収益をもとに計算した数字です。
イエウール土地活用に寄せられる相談の中でも、「提案書に書いてある利回りが表面か実質か分からないまま検討していた」という声は非常に多く、複数の建築会社のプランを横断して比較する立場から見ても、経費の内訳を明示しない提案書は珍しくありません。1社の営業担当者は自社の提案を前提に話すため、表面利回りと実質利回りの違いをあえて詳しく説明しないケースもあります。
担当者
「表面利回り8%」と聞くと高く感じますが、実質利回りにするとどのくらい変わるのでしょうか。
結論から言うと、表面利回りと実質利回りの間には、一般的に2〜3ポイント程度の差が生まれます。表面利回り8%の物件であれば、実質利回りは5〜6%程度まで下がることが多く、管理費・修繕積立・固定資産税などの経費が家賃収入の20〜25%程度を占めることが要因です。
▼表面利回りと実質利回りの計算式
| 種類 | 計算式 | 特徴 |
|---|---|---|
| 表面利回り | 年間家賃収入 ÷ 建築費 × 100 | 経費を考慮しないため高く見える |
| 実質利回り | (年間家賃収入-年間経費)÷(建築費+諸費用)× 100 | 実際の手取り収益に近い数字 |
例えば建築費6,000万円・年間家賃収入480万円(表面利回り8%)のアパートで、管理費・修繕積立・固定資産税等の年間経費が100万円かかるとすると、実質利回りは(480万円-100万円)÷6,000万円=約6.3%まで下がります。提示された数字が表面利回りなのか実質利回りなのかを必ず確認しないと、想定より2〜3ポイントも低い収益を見込むことになりかねません。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「提示された利回りが表面か実質かを確認する際は、『年間経費はいくらを見込んでいますか』と具体的に聞き返すことをおすすめしています。経費の内訳(管理費・修繕積立・固定資産税)を金額で答えられない提案は、実質利回りをまだ精査していない段階だと判断してよいでしょう。」
イエウール土地活用では、1社の建築会社に代わって収益計算をすることはできませんが、複数の建築会社・土地活用プランを横断して見てきた立場から、経費の内訳がどの程度開示されているかで提案の精度に差が出る傾向を日々の相談の中で確認しています。表面利回りしか提示されない提案を受けた場合は、必ず実質利回りへの換算を依頼することをおすすめします。
アパート経営の利回りの最低ラインと理想値
実質利回りの最低ラインは3%、理想は5%前後とされています。実質利回りが3%を下回ると、空室や金利上昇などのリスクが重なった際に赤字化しやすくなるため、慎重な判断が必要になります。逆に5%以上を確保できていれば、多少の空室や修繕費の増加があっても収支を維持しやすい水準といえます。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「私が相談を受ける際は、実質利回り3%を下回るプランについては、空室率をあえて15%まで引き上げて再試算するようお伝えしています。国土交通省の家賃・空室動向を見ても、築15年を超える木造アパートは地域によって空室率が15%前後まで上昇するケースが珍しくありません。つまり15%は『たまたま運が悪いケース』ではなく、老朽化や周辺の競合物件の増加が重なれば実際に起こり得る、厳しめだが現実的なシナリオです。あえて厳しい前提で再試算し、それでも赤字にならない水準かどうかで、本当に最低ラインを満たしているかを判断できます。」
担当者
あえて厳しい前提を置いて再試算するのはなぜ3%・5%という基準になるのか、根拠を具体的に見ていきましょう。
【シミュレーション結果】実質利回り水準別・赤字転落リスク
前述の「空室率15%まで引き上げ」「金利1%上昇」という厳しめの前提を、実質利回りの水準ごとに当てはめてシミュレーションしたところ、実質利回り3%未満のプランは空室・金利いずれか一方のリスクが発生しただけで赤字に転落する一方、5%以上を確保できているプランは両方のリスクが同時に発生しても黒字を維持できる水準であることが分かりました。3%〜5%の間は、片方のリスクなら耐えられても、両方が重なると赤字化しやすい「要注意」の水準です。
| 実質利回り水準 | 空室率15%発生時 | 金利+1%発生時 | 両方同時発生時 |
|---|---|---|---|
| 3%未満 | 赤字転落 | 赤字転落 | 赤字転落 |
| 3〜5% | 黒字維持 | 黒字維持 | 赤字転落(要注意) |
| 5%以上 | 黒字維持 | 黒字維持 | 黒字維持 |
※建築費・家賃収入・経費率(20〜25%)を一定として、空室率15%への引き上げ、変動金利1%上昇のそれぞれを単独・同時に発生させた場合の年間収支を試算したシミュレーションです。個別の借入条件・経費構成によって結果は変動します。実質利回り3%を最低ライン、5%を理想値とする根拠として、イエウール土地活用の相談時の再試算基準を用いて作成しています。
【早見表】新築/中古・エリア別で見る、アパート経営利回りの妥当なライン
最低ライン・理想値がわかっても、自分の土地・条件に当てはめないことには「妥当かどうか」は判断できません。ここでは新築・中古の別と、エリア区分ごとに、実質利回りの目安を早見表にまとめました。この早見表は、イエウール土地活用が複数の建築会社から集めてきたプラン傾向と、国土交通省の統計をあわせて整理したものです。1社の提案だけでは把握しにくい「他のエリア・他の条件と比べてどうか」という相対的な位置づけを確認する目的で活用してください。
▼新築/中古・エリア別 実質利回りの妥当なライン(2026年目安)
| 条件 | 代表的な間取り | 東京23区 | 首都圏郊外 | 地方主要都市 |
|---|---|---|---|---|
| 新築 | 1K・1LDK中心(単身者向け) | 表面6〜7%/実質4〜5% 妥当 |
表面7〜8%/実質5〜6% 妥当 |
表面8〜9%/実質5〜6% 妥当 |
| 築10年以内の中古 | 1K・1LDKが中心。2DKも一部混在 | 表面7〜8%/実質4〜5% 妥当 |
表面8〜9%/実質5〜6% 妥当 |
表面9〜10%/実質5〜6% 妥当 |
| 築10〜20年の中古 | 2DK・2LDKが増加(ファミリー向け混在) | 表面8〜9%/実質3〜4% 要注意 |
表面9〜10%/実質4〜5% 妥当 |
表面10〜12%/実質4〜5% 妥当 |
| 築20年以上の中古 | 2DK中心(間取りの陳腐化がリスク要因) | 表面10%以上/実質3%未満 要注意 |
表面10%以上/実質3%前後 要注意 |
表面12%以上/実質3〜4% 要注意 |
築古の中古物件ほど表面利回りは高く見えますが、実質利回りに換算すると新築とほとんど変わらない、あるいは新築より低いケースも珍しくありません。これは築古物件ほど修繕費・空室率が上がりやすいためで、「表面利回りが高い=お得」とは限らないことを示しています。
早見表の「妥当」「要注意」は、実質利回りが最低ラインの目安である3%を明確に上回っているかどうかを基準に判定しています。実質利回りが4%以上ある場合は「妥当」、実質利回りが3%台前半〜3%未満で最低ラインに近い、または下回る水準は「要注意」としています。「要注意」は投資に適さないという意味ではなく、空室や金利上昇が重なった際に収支が厳しくなりやすいため、より慎重な確認が必要という位置づけです。
それぞれの水準が実際にどのようなプランになるのか、早見表の4つのパターンに該当する事例を1件ずつ紹介します。
まず「妥当」水準の代表例として、東京23区で新築を選んだケースを確認してください。
次に、首都圏郊外で築10年以内の中古を購入したケースです。こちらも早見表どおりの「妥当」水準に収まっています。
一方で「要注意」水準の実例も見ておきましょう。東京23区で築10〜20年の中古を検討したケースです。
最後に、最も「要注意」度が高い、首都圏郊外で築20年以上の中古を検討したケースです。
この4つの事例から分かるのは、「妥当」水準は単身者向けの間取り・築浅という条件が重なっているのに対し、「要注意」水準はファミリー向けの古い間取り・築古・修繕や空室の懸念が重なっているという傾向です。「要注意」に該当した場合にどう対応すればよいかは、次の章で詳しく解説します。
新築アパートに限定した利回りの詳しい相場・シミュレーションについては、

アパート経営の利回りだけで判断してはいけない理由
早見表で妥当な水準がわかっても、利回りの数字だけを見て判断するのは危険です。同じ実質利回り5%の物件でも、5年後・10年後の収支は空室率や金利動向によって大きく変わります。ここでは、利回りの数字だけでは見えてこない5つのリスク要因を解説します。
イエウール土地活用の相談記録を分析したところ、着工後にトラブルや収支の想定違いを相談された方のうち、約4割が「提案時に説明された利回りの前提条件(空室率・金利)を着工後に見直していなかった」という共通点を持っていました。これは1社だけの提案を鵜呑みにせず、複数の前提シナリオで確認しておくことの重要性を示しています。
- 空室リスク
提示された利回りは満室想定であることが多く、実際の入居率が下がれば実質利回りはさらに下がります。 - 金利上昇リスク
変動金利で借り入れている場合、金利が1%上昇するだけで年間返済額が大きく増え、実質的な収益を圧迫します。 - 修繕費の増加
築年数が進むほど外壁・屋根・設備の修繕費が発生し、当初の利回り計算に含まれていないケースが多くあります。 - 家賃下落リスク
周辺の競合物件が増えると家賃相場が下がり、想定していた家賃収入を維持できなくなることがあります。 - 管理会社の質
入居者募集力や修繕対応の質によって、同じ物件でも実質的な稼働率・収益に差が出ます。
早見表で自分の条件が「要注意」に該当した場合、具体的にはどう対応すればよいのでしょうか。実質利回り3%未満のプランがそのまま実行不可能というわけではなく、以下の3つの対策を講じることで、最低ラインを上回る水準まで引き上げられるケースが少なくありません。
- 建築費・購入価格の見直しを依頼する
複数社に同条件で見積もりを取り、坪単価・諸費用の内訳を比較することで、初期費用そのものを圧縮できないか確認します。 - 間取り変更で賃料単価を引き上げる
ファミリー向けの古い間取りが原因の場合、単身者向けへのリノベーション・建て替えで賃料単価と稼働率を改善できないか検討します。 - 自己資金の積み増しで返済負担を下げる
借入額を抑えて年間返済額を減らすことで、経費に対する収益の余力(実質利回り換算)を引き上げられないか試算します。
【調査結果】実質利回り3%未満のまま検討を進めた相談者のその後
イエウール土地活用の相談記録を分析したところ、実質利回り3%未満の状態で検討を進めていた相談者のうち、着工前に建築費の見直し・間取り変更・自己資金の積み増しのいずれかの対策を行った方では、約7割が最終的に実質利回り3%以上のプランに引き上げられていました。一方、対策を行わずそのまま契約に進んだ方では、3%以上に届いたのは約2割にとどまっています。「3%未満だから難しい」と決めつけず、対策を講じたうえで再試算することが重要だと分かります。
※直近2年間のイエウール土地活用の相談記録のうち、初回提案の実質利回りが3%未満だった相談者・約180件を分析。対策実施の有無別に、その後最終決定したプランの実質利回りが3%以上に達したかどうかを集計。内訳は「対策あり・3%以上到達」約7割、「対策あり・3%未満のまま」約3割、「対策なし・3%以上到達」約2割、「対策なし・3%未満のまま」約8割(相談記録分析)。
-
1 空室率を15%程度に引き上げて再試算する満室想定の利回りだけでなく、築年数が進んだ際に実際に起こり得る空室率(国土交通省統計で築15年超の木造アパートは地域により15%前後まで上昇)を仮定して再試算し、それでも赤字にならない水準かを確かめます。
-
2 金利上昇シナリオで返済計画を確認する現在の金利だけでなく、1〜2%上昇した場合の返済額を試算し、収支が維持できるかを事前に確認します。
-
3 修繕費の積立計画を提案に含めてもらう10年目・20年目に想定される修繕費とその積立計画が提案に含まれているかを確認し、含まれていない場合は追加で試算を依頼します。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「実際に相談を受けた際は、まず5つのリスクのうち『管理会社の質』が見落とされがちです。同じ建物・同じ家賃設定でも、入居者募集力の差で稼働率に5〜10ポイントの差が出るケースを何度も見てきました。」
複数社の提案を比較して初めて分かる、利回りの妥当性
早見表やリスク要因を確認しても、「自分が受け取った提案の利回りが本当に妥当なのか」は、1社の提案だけを見ていては判断がつきません。1つの建築会社は自社商品の利回りの妥当性しか語れませんが、複数社のプラン傾向を横断して見てきた立場からは、その提案が全体の中でどの位置にあるかを相対的に判断できます。
建築プランを決めるまでに比較検討した会社数
建築プラン決定までに比較検討した会社数を調べたところ、「4社以上を比較」した方が35%と最も多く、次いで「3社を比較」28%、「2社を比較」22%、「1社のみで決定」15%という結果でした。1社のみで決定した方は全体の2割に満たず、多くの方が複数社(3社以上)を比較したうえで最終的なプランを選んでいることが分かります。
※直近2年間のイエウール土地活用のご成約者のうち、建築プラン決定までに比較検討した会社数について回答いただいた約340件を分析(相談記録分析)。内訳は「4社以上を比較」35%、「3社を比較」28%、「2社を比較」22%、「1社のみで決定」15%。
担当者
1社だけで決めた方は15%ほどで、4社以上を比較した方が最も多いのですね。なぜ多くの方がそこまで複数社を比較するのでしょうか。
アドバイス
1社の提案だけでは、その利回りが「その会社の得意な建築プランだから出せる数字」なのか、「一般的に見ても妥当な数字」なのかを見分けられないからです。建築会社ごとに得意な工法・構造が異なり、同じ土地条件でも提示される利回りに1〜2ポイントの差が出ることは珍しくありません。
担当者
では、実際に何をどう比較すればよいのでしょうか。具体的に教えてください。
アドバイス
目安として、私は3社の提案を並べて「表面利回りの差」「実質利回りに落とし込んだときの差」「経費の内訳の透明性」の3点をチェックするようお伝えしています。特に実質利回りの根拠となる経費の内訳を金額まで開示してくれるかどうかで、提案の信頼度が大きく変わります。
実際にこのアドバイスをもとに複数社を比較し、当初提示された利回りの妥当性を見直した方の事例を紹介します。
この事例から読み取れるのは、表面利回りの高さだけで判断すると、実質利回りで見たときに逆転するケースがあるという点です。複数社の提案を並べて初めて、経費の内訳まで含めた妥当性の判断ができるようになります。
【掲載している体験談について】本ページの体験談は、2026年時点までに土地活用を完了されたイエウール土地活用のご成約者様を対象に、運営事務局が2026年にメールにてアンケートを実施し、ご回答いただいた内容をもとに作成しています。費用・収益・利回りなどの数値はご本人の回答をそのまま掲載しており、個人が特定できないよう氏名・住所等の情報は非公開としています。
複数社を比較する際は、実質利回りの数字だけでなく、経費の内訳を金額で開示してくれるかどうかも必ず確認してください。
正直に伺いたいのですが、私の土地は相続したもので、うなぎの寝床のような細長い変形地(郊外・120坪程度、接道間口も3.5mほどしかありません)です。対応できる会社自体が限られると聞いたので、比較しても意味がなく、引き受けてくれる1社だけで進めるしかないのではと思っています。
むしろ変形地・狭小地ほど、比較する価値が大きくなります。間口3.5m・奥行きのある変形地は、建物の配置や工法によって設計できる戸数・間取りが会社ごとに大きく変わるからです。「対応できる会社が限られる」というのも実は誤解で、正確には「標準的な設計しか提案できない会社が対応を避けたがる」というだけで、変形地の設計を得意とする会社は一定数存在します。1社にしか声をかけなければ、その1社が変形地対応を得意としているのか、無難な設計で逃げているのかを見分けることすらできません。
同じ変形地でも会社によって提案が変わるというのは意外でした。具体的には、どのくらいの差が出るものなのでしょうか。
実際に相談を受けた際は、間口3.5m前後の変形地で3社に同条件で依頼したところ、標準的な設計に近いA社は戸数6戸・実質利回り3.2%だったのに対し、変形地専門の設計に強いB社は旗竿状の配置を活かして戸数8戸・実質利回り5.1%を提示したケースがありました。土地の形が特殊であるほど、設計力の差がそのまま利回りの差に直結しやすいということです。
条件が特殊だから比較しても意味がないと思い込んでいましたが、むしろ特殊だからこそ比較すべきなのですね。まずは変形地の設計実績がある会社も含めて、複数社に声をかけてみようと思います。
担当者
日々ご相談をお受けする中でも、「自分の土地は特殊だから比較しても仕方ない」というお声をよくいただきます。ですが実際には、条件が特殊な土地ほど会社によって提案内容の差が大きく出る傾向があります。
まとめ:利回りの妥当性を判断する3ステップ
- 表面利回りと実質利回りの違いを確認し、最低ライン3%・理想5%前後という基準と照らし合わせる
- 早見表で自分の条件(新築/中古・エリア)に近い水準かどうかを確認する
- 複数社の提案を比較し、経費の内訳まで含めた実質利回りの妥当性を確かめる
\最適な土地活用プランって?/
土地からお探しの方は、まずはご希望のエリア、または現住所をご入力いただければ、最適なプランをご紹介します。
アパート経営の利回りに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 実質利回りが最低ライン(3%)を下回っていたら、その提案は避けるべきですか?
必ずしもすぐに避けるべきとは限りませんが、空室率を高めに見積もった再試算を必ず行ってください。実質利回りが3%を下回る状態で空室や金利上昇が重なると、赤字化するリスクが高まります。イエウール土地活用に寄せられる相談でも、実質利回り3%未満の提案を受けた方の多くが、再試算のうえで他社のプランと比較してから最終判断をしています。1社の提案だけで結論を出さず、必ず他社と比較したうえで判断することをおすすめします。
Q2. 地方の高利回り物件(表面利回り15%以上)は検討対象になりますか?
表面利回りが高い物件は、多くの場合、築年数の古さや空室リスクの高さが反映された結果である点に注意が必要です。実質利回りに換算した際に3%を下回らないか、修繕費の見込みが適切に含まれているかを必ず確認したうえで検討してください。
Q3. 新築と中古、利回りで見るとどちらが有利ですか?
早見表の通り、実質利回りで比較すると新築と築10年以内の中古はいずれも実質4〜6%程度でほぼ同水準です。中古は表面利回りが1〜2ポイント高く見えますが、修繕費がかさみやすいため、実質ベースでは新築との差がほとんどなくなります。新築特化のより詳しい利回り比較は

Q4. 表面利回りと実質利回り、どちらを基準に相談すべきですか?
相談時は必ず実質利回りを基準にしてください。表面利回りだけを提示する会社には、管理費・修繕積立・固定資産税等の経費内訳を金額で開示してもらい、実質利回りに換算したうえで他社の提案と比較することをおすすめします。
アパート経営の利回りは、表面と実質の違いを理解し、自分の条件に当てはめて妥当性を判断できて初めて、意思決定の材料になります。まだ利回り以外の選択肢(売却・保有継続など)も含めて検討したい場合は、以下から使い道を相談してみてください。