アパート建築費2500万円で建つ規模、会社によって坪数が変わる理由

イエウール土地活用にお任せください!

埼玉県川口市(郊外)在住の50代・男性(2026年7月)
「親から相続した土地にアパートを建てたいのですが、予算は2500万円が上限です。この金額で一体何坪、何部屋くらいのアパートが建つのか、建築会社に聞く前に自分でも目安を知っておきたいです。」

相続した土地の活用を考え始めたとき、真っ先に気になるのが「手元の予算でどこまでの規模が建てられるか」ではないでしょうか。2500万円という金額は、アパート建築の中では決して大きくはない予算帯です。だからこそ、坪数や部屋数の目安を知らないまま建築会社に相談すると、提案内容の良し悪しを判断できずに終わってしまいます。この記事では、イエウール土地活用に寄せられてきた複数の建築会社の実例・提案内容を横断的に見てきたポータルとしての知見をもとに、2500万円で建てられる規模の目安と、その規模が会社によって変わってしまう理由を数値で解説します。読み終える頃には、ご自身の土地でどこまで実現できそうか、相談前に見当がつくようになります。

目次
この記事を監修した人
吉崎誠二
監修 吉崎 誠二(よしざき せいじ)

不動産エコノミスト/社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長

不動産エコノミスト 宅地建物取引士 早稲田大学大学院 修了
30回+/年
講演実績
10冊+
著書
1997年〜
業界経験
専門領域
不動産市場予測 市場サイクル理論 賃貸住宅経営・収益分析 CRE(企業不動産)戦略 データ分析・メディア監修 企業・団体向け研修

不動産エコノミストとして市場予測・データ分析・企業コンサルを手がける第一人者。テレビ東京「WBS」やラジオNIKKEI出演、著書10冊以上、年間30回以上の講演実績を持つ。不動産市場を数字と理論で読み解き、実践的な視点で解説します。

アパート建築費2500万円で建てられる坪数・部屋数の目安

  1. 木造なら2500万円で何坪・何部屋建てられるか:坪単価が抑えやすい木造の規模感
  2. 軽量鉄骨造なら2500万円で何坪・何部屋建てられるか:耐久性を優先した場合の規模感

まず、2500万円という予算で実際にどのくらいの規模が建てられるのか、エリア別・構造別の早見表で確認しましょう。坪単価はエリア(都市部・地方中核都市・郊外・地方)によって差が大きく、同じ木造・軽量鉄骨造でも建てられる坪数・部屋数の目安は変わります。RC造(鉄筋コンクリート造)は坪単価が100万円〜150万円台に達することが多く、2500万円の予算ではどのエリアでも延べ床面積が20坪に届かず部屋数を確保しにくいため、現実的な選択肢になりにくい構造です。2500万円の予算で検討する場合、木造か軽量鉄骨造が中心になります。エリア別の坪単価・坪数・部屋数の目安は、次の見出しでそれぞれ確認していきます。

私のアパート建築費はいくら建てられる?

木造なら2500万円で何坪・何部屋建てられるか

木造は坪単価が構造の中でもっとも抑えやすく、2500万円の予算でも郊外・地方エリアなら33坪〜38坪ほどの延べ床面積を確保しやすい傾向にあります。ただし坪単価はエリアによって差が大きく、都市部では地価水準や人件費の影響で坪単価が上がるため、同じ2500万円でも建てられる規模は小さくなります。イエウール土地活用に寄せられた提案を横断的に比較した、エリア別の坪単価・坪数・部屋数の目安は次のとおりです。

エリア 坪単価目安 建てられる坪数目安 部屋数目安
都市部(東京23区・大阪市など) 90万円〜105万円 24坪〜28坪 3戸〜4戸
地方中核都市(県庁所在地クラス) 75万円〜85万円 29坪〜33坪 4戸〜5戸
郊外・地方 65万円〜75万円 33坪〜38坪 4戸〜6戸

※直近2年間におけるイエウール土地活用の累計約2万人の相談・見積もり・建築実例をもとに集計。坪単価は本体工事費ベースで、同じエリア区分内でも仕様・階数により変動します。総額2500万円(本体工事費+付帯工事費+諸経費)を想定した試算です。

この坪単価の差が生まれる主な要因は、土地の地価水準に連動した人件費・資材輸送コストと、地域ごとの施工会社数(競争環境の強さ)です。加えて、同じエリア区分の中でも会社によって坪単価に10万円以上の差が出ることも珍しくありません。これは仕様の標準グレードや、外構・給排水などの付帯工事の含み方が会社ごとに異なるためです。イエウール土地活用に寄せられた提案の横断比較では、郊外・地方エリアで1K・1DKタイプを中心に4戸〜6戸のプランが目立ちます。もう少し規模を広げたい場合の目安は、30坪アパートの建築費用を解説したこちらの記事もあわせて参考にしてください。部屋数を4戸に絞った場合の内訳は、4戸アパートの建築費を扱ったこちらの記事でも確認できます。

吉崎誠二

専門家
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吉崎誠二(不動産エコノミスト・社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長)

「木材価格は市況によって変動が大きく、坪単価も年単位で上下します。木造で予算を試算する際は、直近1年の市況を反映した坪単価かどうかを必ず確認してください。古いデータのままの見積もりは、実勢とかけ離れているケースが少なくありません。」

軽量鉄骨造なら2500万円で何坪・何部屋建てられるか

軽量鉄骨造は木造より坪単価が高く、2500万円の予算では郊外・地方エリアで26坪〜31坪程度、部屋数は3戸〜5戸が目安になります。木造と同様に坪単価はエリアによって差が大きく、都市部ではさらに規模が小さくなる傾向です。エリア別の坪単価・坪数・部屋数の目安は次のとおりです。

エリア 坪単価目安 建てられる坪数目安 部屋数目安
都市部(東京23区・大阪市など) 110万円〜125万円 20坪〜23坪 2戸〜3戸
地方中核都市(県庁所在地クラス) 95万円〜105万円 24坪〜26坪 3戸〜4戸
郊外・地方 80万円〜95万円 26坪〜31坪 3戸〜5戸

※直近2年間におけるイエウール土地活用の累計約2万人の相談・見積もり・建築実例をもとに集計。坪単価は本体工事費ベースで、同じエリア区分内でも仕様・階数により変動します。総額2500万円(本体工事費+付帯工事費+諸経費)を想定した試算です。

耐用年数が木造より長く、金融機関の融資審査で評価されやすい面がある一方、同じエリア・同じ予算で建てられる部屋数は木造より1戸前後少なくなる傾向です。イエウール土地活用の相談データを横断すると、軽量鉄骨を希望する相談者の多くが「将来の売却や相続を見据えた資産価値」を重視しており、坪数よりも構造の安定性を優先する判断が目立ちます。規模をもう一段広げたい場合の坪数感は、2階建てアパートの建築費を扱ったこちらの記事も参考になります。

吉崎誠二

専門家
アドバイス

「不動産市場にはサイクルがあり、鋼材価格が上昇局面にあるときは軽量鉄骨の坪単価も連動して上がります。予算内で坪数を確保したいなら、鋼材相場が落ち着いているタイミングで見積もりを取り直すのも一つの手です。」

アパート建築費2500万円の内訳、本体工事費以外に何がかかるか

2500万円という予算を考えるとき、見落とされがちなのが本体工事費以外の費用です。本体工事費だけで予算を使い切ってしまうと、外構や給排水などの付帯工事費が足りなくなり、結局は当初の想定より狭い建物しか建てられなかったというケースも見受けられます。イエウール土地活用に寄せられた見積もりを横断的に比較すると、総額に占める内訳にはおおよそ次のような傾向があります。

付帯工事費・諸経費を見落とすと2500万円で収まらないケース

費用項目 総額に占める割合目安 主な内容
本体工事費 70%〜75% 建物本体の構造・内外装工事
付帯工事費 15%〜20% 外構・給排水・地盤改良・解体撤去など
諸経費 5%〜10% 設計料・確認申請費用・登記費用など

※直近2年間におけるイエウール土地活用の累計約2万人の相談・見積もり・建築実例をもとに集計。地盤改良の要否や前面道路の幅員によって付帯工事費の割合は変動します。

本体工事費だけを提示して、付帯工事費や諸経費を別枠にする会社もあれば、総額であらかじめ含めて提案する会社もあります。この違いに気づかないまま複数社の見積もりを比較すると、一見安く見える提案が実は総額では割高だったという事態になりかねません。イエウール土地活用に寄せられた相談の中でも、この内訳の見せ方の違いに気づかず契約直前まで進んでしまった事例が一定数あります。より詳しいアパート建築費全体の相場感は、アパート建築費の相場を解説した記事も参考にしてください。

吉崎誠二

専門家
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吉崎誠二(不動産エコノミスト・社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長)

「見積もりを比較するときは、本体工事費の金額だけでなく、総額に何が含まれているかを必ず確認してください。データを見ても、総額表記と本体のみ表記が混在している市場では、単純な金額比較は意味を持ちません。」

アパート建築費2500万円の収支シミュレーション、利回りはどのくらいか

2500万円のアパートで想定される家賃収入と利回り

坪数・部屋数の目安がわかったところで、次に気になるのは実際の収支です。ここでは木造・軽量鉄骨それぞれのケースで、想定される家賃収入と利回りを試算します。表面利回りとは、経費を引く前の年間家賃収入を建築費で割った収益の割合です。実質利回りは、管理費や税金、空室分などの経費を引いた後の、実際の手取り収益率を指します。

項目 木造(4戸想定) 軽量鉄骨造(3戸想定)
想定賃料(1戸あたり) 5.5万円 7.0万円
年間家賃収入 264万円 252万円
表面利回り 10.5%前後 10.0%前後
実質利回り目安 8.0%〜8.5% 7.5%〜8.0%

※上記は2026年時点の市況を反映したシミュレーションです。実際の家賃・利回りはエリアの賃貸需要、前面道路の幅員、地盤改良工事の有無等により変動します。直近2年間におけるイエウール土地活用の累計約2万人の相談・見積もり・建築実例をもとに集計した水準です。

ここで気になるのが、「この利回りは良いのか、悪いのか」という判断基準です。実質利回りの数値だけを見ても、比べる目安がなければ妥当性を判断できません。新築の小規模アパート経営では、ローン返済や空室リスクを吸収したうえで手元にキャッシュフローを残せるかどうかが判断の分かれ目になり、その目安となる実質利回りのラインはエリアによって異なります。

エリア 実質利回りの目安ライン 目安の考え方
都市部 5%前後以上 空室リスクが低く資産価値も安定しやすいため、利回りがやや低めでも成立しやすい
地方中核都市 7%前後以上 賃貸需要はあるが都市部より空室リスクを見込む必要がある
郊外・地方 8%前後以上 空室リスクが相対的に高く、ローン返済後のキャッシュフローを確保するため高めの利回りが目安になる

※目安ラインは、アパートローンの一般的な金利水準(1.5%〜2.5%程度)に空室リスク・修繕費積立分を加味した水準として、イエウール土地活用の相談実績を踏まえて設定しています。金融機関の融資条件・築年数・管理状態によって、妥当な利回りの水準は変動します。

この目安に照らすと、今回試算した実質利回り(木造8.0%〜8.5%、軽量鉄骨造7.5%〜8.0%)は、郊外・地方エリアで検討する場合は目安ラインの8%前後に達しており、合格圏内といえる水準です。一方、都市部・地方中核都市のエリアで同規模・同予算のアパートを検討する場合は、坪単価が上がる分だけ想定家賃も上がりやすいものの、利回りが目安ラインに届くかどうかは土地条件によって変わるため、複数社のシミュレーションで確認することが欠かせません。

数字だけを見ると木造の方が利回りは高く見えますが、部屋数が1戸多い分、空室リスクも分散されやすいという側面があります。逆に軽量鉄骨は部屋数が少ない分、1室あたりの賃料単価を上げやすい構造でもあります。イエウール土地活用に寄せられた相談を横断すると、同じ2500万円でもエリアの入居需要によって、木造・軽量鉄骨のどちらが有利かは変わることがわかっています。

吉崎誠二

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吉崎誠二(不動産エコノミスト・社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長)

「表面利回りだけを見て判断すると、市場サイクルの下降局面で空室が増えたときに収支が崩れます。実質利回りに加えて、周辺エリアの賃貸需要データを合わせて確認する習慣をつけてください。」

もう少し大きな予算での規模感も知っておきたい方は、アパート建築費5,000万円のケースも参考になります。予算を増やした場合にどこまで戸数や利回りが変わるかを比較することで、2500万円という予算の位置づけがより明確になります。

同じ予算でも会社で差が出るなら比較したい

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土地からお探しの方は、まずはご希望のエリア、または現住所をご入力いただければ、最適なプランをご紹介します。

   
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アパート建築費2500万円でも会社によって坪数・部屋数が変わる理由

  1. 同じ2500万円でも坪単価が違えば建てられる規模が変わる:坪単価の差が規模に直結する仕組み
  2. 複数社のプランを比較しないと分からない差:提案力・仕様の違いが生む差

同じ2500万円でも坪単価が違えば建てられる規模が変わる

ここまでの早見表で見た通り、木造と軽量鉄骨でも坪数の差は大きく出ます。さらに同じ木造同士でも、会社によって坪単価に差があるため、2500万円で建てられる規模は変わってきます。イエウール土地活用に寄せられた提案を横断的に比較すると、同じ木造4戸プランでも、坪単価の差によって延べ床面積が3坪〜5坪ほど変わるケースが確認できます。この差は、標準仕様のグレード、外壁・断熱材の仕様、標準で含まれる設備の範囲によって生まれています。

吉崎誠二

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吉崎誠二(不動産エコノミスト・社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長)

「坪単価は市況の影響を受けるため、同じ時期でも会社ごとに仕入れコストの反映度合いが異なります。データを横断して見ると、1社だけの提示額を相場と思い込むのが最も危うい判断です。」

複数社のプランを比較しないと分からない差

坪単価だけでなく、提案力の差も規模に影響します。イエウール土地活用に寄せられた相談を横断すると、同じ土地条件・同じ2500万円の予算でも、会社によって間取りの取り方や共用部の設計が異なり、結果として部屋数が1戸変わる提案も見られます。1戸増えるかどうかは、年間の家賃収入に直結する差です。1社だけの見積もりでは、この差が「相場」なのか「その会社特有の弱み」なのか判断できません。複数社のプランを横並びで比較することで、初めて2500万円という予算の中で最適な規模が見えてきます。より大きな予算での比較材料として、アパート建築費1億円のケースも、坪単価と規模の関係を理解する参考になります。

吉崎誠二

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吉崎誠二(不動産エコノミスト・社団法人住宅・不動産総合研究所 理事長)

「不動産の意思決定で後悔が生まれる典型は、比較検討をせず1件の提案だけで判断してしまうことです。市況データと複数の提案を並べて初めて、その予算の本当の価値がわかります。」

同じ予算でも会社で差が出るなら比較したい

\最適な土地活用プランって?/

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土地からお探しの方は、まずはご希望のエリア、または現住所をご入力いただければ、最適なプランをご紹介します。

   
STEP1 右矢印
土地の有無
STEP2 右矢印
都道府県
STEP3 右矢印
市区町村
STEP4 右矢印
町名
STEP5 右矢印
字・丁目

まとめ・次のステップ

2500万円という予算では、郊外・地方エリアで木造33坪〜38坪・4戸〜6戸、軽量鉄骨造26坪〜31坪・3戸〜5戸が目安になることをお伝えしました。都市部・地方中核都市ではこれより坪単価が上がる分、建てられる規模は小さくなります。また、実質利回りは目安ライン(都市部5%前後・地方中核都市7%前後・郊外・地方8%前後)と比べて初めて妥当性が判断できる数値です。この規模・利回りの目安は坪単価や仕様、提案力によって会社ごとに差が出ます。本体工事費だけでなく付帯工事費・諸経費まで含めた総額で比較すること、そして1社だけでなく複数社のプランを横並びで確認することが、後悔のない意思決定につながります。相続した土地の場合、アパート建築だけでなく売却という選択肢もあわせて検討する価値があります。ご自身の土地条件で、2500万円の予算をどう活かせるか、まずは複数社の提案を比較するところから始めてみてはいかがでしょうか。

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\ この記事の編集者 /

イエウール土地活用編集部

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