アパートローンオリックスの金利は交渉で2%も変わる?他行と比べて分かった本当の有利不利

神奈川県川崎市(郊外)在住の40代・男性(2026年7月)
「相続した実家の土地でアパート経営を考えていて、オリックス銀行のアパートローンが気になっています。金利は魅力的に見えるのですが、本当にこの条件で決めてしまっていいのか、他の銀行と比べてどうなのか、正直わかっていません。」
アパートローンオリックスと検索してこのページにたどり着いた方は、おそらくもうオリックス銀行を候補の一つに入れているはずです。ただ、公式サイトを読んでも「自社の商品説明」しか出てこず、他の金融機関と比べて本当に有利なのかまでは判断できなかったのではないでしょうか。
この記事では、オリックス銀行のアパートローンの金利・審査基準を整理したうえで、スルガ銀行をはじめとする他の金融機関の一般的な水準と横並びで比較し、「自分の場合はどちらが有利か」を判断できる材料をまとめました。イエウール土地活用は金融機関の紹介・あっせんは行っていませんが、複数の土地活用会社・建築会社と接点を持ち、累計約2万人の土地活用相談を通じて多くの方の状況を伺ってきたポータルとして、そこから見えてきた傾向もあわせてお伝えします。
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アパートローンオリックスの金利は交渉でどれだけ変わるのか
アパートローンオリックスの現在の金利水準(変動年2.175%〜4.175%)
オリックス銀行のアパートローン(不動産投資ローン)は、2026年7月1日時点で変動金利型のみの取り扱いとなっており、金利は年2.175%〜年4.175%の範囲で、申込内容や審査結果によって決定されます。ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準を満たす物件では、年0.05%の金利引き下げ優遇が用意されています。
借入条件は、借入額2,000万円〜2億円、借入期間は最長35年、保証料は不要です。一方で取扱事務手数料は借入金額の2.20%(消費税込み)以内とされており、この手数料を含めた実質的な負担で他行と比較する必要があります。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「金利の表示レンジが広い商品は、審査結果によって最終条件が大きく変わるという意味でもあります。私が相談を受ける際は、表示レンジの下限だけを見て資金計画を組まないよう、必ず上限側でも収支が成り立つかを確認するようお伝えしています。」
アパートローンオリックスは金利交渉できるのか
金利交渉についてですが、サラリーマン向けのアパートローンは各社ともパッケージ化された商品であるため、一般的には交渉のハードルが高いとされています。実際にオリックス銀行の金利は2〜3%台前半が中心で、上場企業の会社員や医師・弁護士・税理士といった社会的信用度の高い属性が優遇される傾向にあります。
ただし、交渉の余地が生まれるケースもあります。複数の金融機関から見積もりを取り、他行の条件を材料として提示する場合や、他行からの借り換えを前提にしている場合は、金融機関側が自社を選んでもらうために金利を下げる余地が生まれることがあります。満室経営で当初の事業計画より収益が上がっている場合も、信用力を裏付ける材料になります。
実際に、事前審査で年3.9%程度を提示されていた相談者が、他行2行の見積もりを条件交渉の材料として提示した結果、最終的な適用金利が年1.9%台まで下がったケースがあります(イエウール土地活用の相談記録より)。オリックス銀行の公表金利レンジが年2.175%〜4.175%と、上限・下限でちょうど2%の開きがあることからも、属性や交渉材料の有無によって、このレンジの端から端まで動く余地があることがうかがえます。ただし、これはあくまで好条件が重なった一例であり、誰でも一律に2%下がるという意味ではありません。
オリックス銀行を検討したことがある個人が、他行との比較について回答した内訳
※対象:直近1年以内にオリックス銀行のアパートローンを検討した個人184人へのインターネットアンケート(2026年6月実施)。オリックス銀行の指名検索者という条件は自社の相談記録だけでは十分なサンプル数を確保できないため、外部調査会社を通じて補完しています。回答の内訳は「他行の金利・審査基準も具体的に比較したい」58%、「条件が合えばオリックス銀行で決めてよい」24%、「まだどこにするか全く決めていない」12%、「その他」6%(小数点以下四捨五入のため合計は100%にならない場合があります)。
【調査結果】オリックス銀行を候補にした相談者の約6割が「他行の条件も具体的に比較したい」と回答
外部の調査会社を通じてインターネットアンケートを実施したところ、オリックス銀行のアパートローンを検討したことがある個人184人のうち、約58%が「他行の金利・審査基準も具体的に比較したい」と回答しました。
※対象:直近1年以内にオリックス銀行のアパートローンを検討した個人184人へのインターネットアンケート(2026年6月実施)。オリックス銀行の指名検索者という条件は自社の相談記録だけでは十分なサンプル数を確保できないため、外部調査会社を通じて補完しています。回答の内訳は「他行の金利・審査基準も具体的に比較したい」58%、「条件が合えばオリックス銀行で決めてよい」24%、「まだどこにするか全く決めていない」12%、「その他」6%(小数点以下四捨五入のため合計は100%にならない場合があります)。
オリックス銀行を検討している方でも、他行と比べたい気持ちが強いんですね。この差はどこから来るのでしょうか?
アドバイス
私の見立てでは、オリックス銀行は「ノンバンク系」という位置づけで、審査スピードや物件タイプへの柔軟性に強みがある一方、都市銀行と比べると金利がやや高めに出ることがあります。だからこそ、条件を鵜呑みにせず、他行の水準を知ったうえで判断したいという心理が働くのだと思います。
具体的には、どんな順番で比較すればいいんですか?
アドバイス
私が相談を受ける際は、まず金利だけでなく取扱事務手数料・保証料の有無を含めた総支払額で比較するようお伝えしています。そのうえで、2〜3行から事前審査を並行して進め、実際に出た条件を突き合わせる方法を勧めています。表示金利のレンジだけを見て1行に絞るのは、私が見てきた中でも後悔につながりやすい進め方です。
金利の仕組みがわかっても、自分の年収や物件条件でどのくらい借りられるかは別問題です。まずは概算の目安を無料で確認してみましょう。
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アパートローンオリックスの審査基準|年収・勤続年数で対象外になる人
オリックス銀行のアパートローンには、申込資格として明確な基準が設けられています。この基準を先に確認しておくことで、無駄な事前審査の手間を減らせます。
- 年収:500万円以上が原則の下限とされています
- 勤続年数:同一勤務先に3年以上(自営業・経営者は事業継続年数で判断)
- 年齢:借入時に満20歳〜60歳未満、完済時に85歳未満であること
属性面では、上場企業の会社員や医師・弁護士・税理士などの士業といった社会的信用度の高い層が対象になりやすいとされ、年収基準を700万円程度と案内するケースもあります。年収500万円台の方は、原則の下限は満たしていても、他の属性要素(勤続年数・自己資金・物件の収益性)で補う必要が出てくる場合があります。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「年収の原則下限だけを見て申込に進み、実際の案内基準(700万円前後)とのギャップに驚く方を何人も見てきました。私は事前審査に進む前に、自己資金の割合や物件の収益性でその差を埋められそうかを一緒に整理するようにしています。」
年収基準は一般的な目安に過ぎず、実際にどのような属性の組み合わせで審査を通過しているのかは公式サイトからは読み取れません。イエウール土地活用に寄せられた相談の中から、実際に審査を通過した方の属性を小規模ながら集計してみました。
▼オリックス銀行のアパートローンを通過した相談者20人の属性内訳
| 属性の組み合わせ | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 年収700万円以上・自己資金1割以上 | 8人 | 40% |
| 年収500万円台・自己資金2割以上 | 6人 | 30% |
| 年収500万円台・自己資金ほぼゼロだが表面利回り8%以上の物件で通過 | 4人 | 20% |
| 共同名義・保証人追加などの個別対応で通過 | 2人 | 10% |
【調査結果】審査を通過した相談者の4割は年収700万円以上・自己資金1割以上の組み合わせ
イエウール土地活用に寄せられた相談のうち、オリックス銀行のアパートローン審査を通過したと申告した相談者20人を集計したところ、年収700万円以上・自己資金1割以上という組み合わせが40%を占めた一方、年収500万円台でも自己資金や物件の収益性を補うことで通過している方が残る6割を占めていました。
※対象:直近2年間にイエウール土地活用へ相談し、オリックス銀行のアパートローン審査を通過したと申告した相談者20人(相談記録分析)。件数が少なく比率は目安ですが、内訳は「年収700万円以上・自己資金1割以上」8人(40%)、「年収500万円台・自己資金2割以上」6人(30%)、「年収500万円台・自己資金ほぼゼロだが表面利回り8%以上の物件で通過」4人(20%)、「共同名義・保証人追加などの個別対応で通過」2人(10%)。
年収700万円に届かない方でも、実際には自己資金や物件の収益性で通過している方がいるのですね。この差はどこから生まれるのでしょうか。
アドバイス
金融機関は年収という単一の指標だけで判断しているわけではありません。年収が案内基準に届かない場合でも、自己資金の割合が厚ければ借入額に対する自己負担が増える分リスクが下がりますし、物件の表面利回りが高ければ返済原資となる家賃収入に余裕が生まれます。私が見てきた中では、年収・自己資金・物件収益性の3要素を掛け合わせて総合的に判断されているケースがほとんどです。
3要素で総合的に判断されるとのことですが、具体的にはどの数字をどう確認すればよいのでしょうか。
アドバイス
私が相談を受ける際は、まず自己資金を建築費総額の何%用意できているかを計算していただき、1割に届かない場合は積み増しの余地がないかを確認しています。あわせて、想定家賃収入の年間合計を建築費総額で割った表面利回りを出してもらい、8%を下回る場合は物件規模や間取りの見直しで利回りを引き上げられないかを一緒に検討するという順番で進めています。この2つの数字さえ手元にあれば、年収が案内基準に届かない場合でも、どちらの対策で差を埋めるべきかが具体的に見えてきます。
この2つの指標を実際に見直したことで、当初の年収基準では厳しいと思われた条件から審査が通った事例もあります。
この事例で確認してほしいのは、自己資金と表面利回りのどちらを優先して見直したのかという判断の分かれ目です。
この事例から読み取れるのは、年収という1つの指標だけで諦める前に、自己資金比率と表面利回りという確認できる2つの数字に立ち返ることで、選択肢が残っている場合があるという点です。
※本事例は、当メディアが独自のアンケート調査・オーナーコミュニティを通じた一般公募により、利害関係のない第三者のオーナー様と接点を構築し、編集部によるオンラインインタビューを実施したうえで作成しています。個人が特定できないよう氏名・詳細な住所等は非公開としています。
自己資金の割合や物件の収益性で差を埋められるか、具体的な数字で確認してみましょうか。
恥ずかしながら、表面利回りをどう計算すればいいのかもあやふやで、自分の物件が基準を満たしているのかすら分かっていません。
難しく考える必要はありません。表面利回りは「年間の想定家賃収入合計÷建築費総額×100」で出せます。想定家賃と建築費、それぞれ今のところどのくらいの見込みでしょうか。
想定家賃収入は年間で約230万円、建築費総額は3,200万円くらいです。
計算すると230万円÷3,200万円で約7.2%です。目安の8%にはあと一歩ですね。自己資金をどのくらい用意できそうか、あわせて確認させてください。
自己資金は今のところ150万円ほど用意できそうです。それで足りるのか、正直不安です。
建築費3,200万円に対して150万円ですと、自己資金比率は約4.7%です。表面利回り7.2%とあわせて考えると、これだけでは自己資金・利回りのどちらも目安(1割・8%)にわずかに届いていません。ただ、自己資金をあと100万円ほど積み増して7〜8%程度まで引き上げられれば、利回りとのバランスで評価が変わってくる可能性は十分にあります。
自分でも計算できる数字だったんですね。利回り7.2%・自己資金4.7%という現在地と、あと100万円積み増せば評価が変わりうることまで分かって、次にやるべきことが見えてきました。
日々のご相談でも、表面利回りの計算方法自体を知らずに「年収が足りないから無理だ」と諦めかけている方によくお会いします。実際に数字を出してみると、自己資金と利回りのどちらか、あるいは両方に見直しの余地が見つかるケースは少なくありません。
アパートローンオリックスと他行を比べてどちらが有利か【比較表】
オリックス銀行と主要金融機関の金利・特徴比較
オリックス銀行単体の情報だけでは「有利かどうか」は判断できません。指名検索で挙がることの多いスルガ銀行や、都市銀行・地方銀行・信用金庫といったタイプ別の水準と並べて確認しましょう。
| 金融機関タイプ | 金利目安 | 審査スピード | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オリックス銀行(ノンバンク系) | 変動 年2.175%〜4.175% | 普通 | 保証料不要・最長35年・フルローン対応の事例あり |
| スルガ銀行 | 概ね2〜3%台(大都市圏中心部は2%を切る例も) | 速い(最短3営業日で評価出し、5日程度で内定の事例あり) | 収益還元法(DCF)を重視、LTV70〜95%まで柔軟。年収900万円台〜という水準感で語られることもある |
| 都市銀行(メガバンク) | 1%台〜が中心 | 遅め | 金利水準は最も低いが、審査基準は最も厳格 |
| 地方銀行 | 2%台前後 | 地域により差 | 物件所在地の地縁・取引実績が評価されやすい |
| 信用金庫 | 2%台後半〜 | 柔軟な相談対応 | 小規模物件・地域密着型の与信判断に強い |
この比較からわかるのは、オリックス銀行は都市銀行より金利が高めに出る一方、スルガ銀行のように審査スピードや収益性重視の柔軟な評価という強みは持ち合わせていない、という中間的な立ち位置だという点です。「金利の低さ」だけを基準にすると都市銀行に軍配が上がりますが、「審査に通る現実性」まで含めて考えると評価は変わります。
この横並び比較は、オリックス銀行の公式サイトだけを読んでも、単独の不動産投資メディアの記事だけを読んでも得られない情報です。イエウール土地活用は金融機関の紹介・あっせんは行っていませんが、複数の土地活用会社・建築会社と接点を持ち、多くの相談者から実際の融資結果を伺ってきたポータルだからこそ、特定の1行に偏らずに傾向を示せます。
特に指名検索で並んで挙がることの多いスルガ銀行との違いは明確です。オリックス銀行が変動年2.175%〜4.175%というレンジ中心なのに対し、スルガ銀行は収益還元法(DCF)を重視するため、物件の収益性次第では年収基準が900万円台〜と語られるほど高くても、LTV70〜95%まで柔軟に組める可能性があります。「年収の絶対水準」で見るか「物件の収益性」で見るかによって、有利な選択肢が入れ替わるということです。
アドバイス
石川 龍明(アパートメントクリエーター・賃貸経営リスクコンサルタント)
「金利表だけを比べて『都市銀行が一番お得』と判断するのは早計です。私が支援してきた案件でも、都市銀行の審査に落ちてからオリックス銀行やスルガ銀行で条件がまとまったケースは珍しくありません。まず自分の属性でどこまで現実的に通るかを、複数行へ並行して打診することをお勧めしています。」
アパートローンオリックスと似た属性の人はいくら借りているか
金利や審査基準の一般論がわかっても、「自分と似た属性の人は実際にどのくらい借りられているのか」がわからなければ、比較検討の材料としては不十分です。
自己資金ゼロでのフルローン相談者を年収帯別に見た内訳
※対象:直近2年間にイエウール土地活用へ寄せられた相談のうち、自己資金ゼロでのフルローンを希望すると申告した相談者215件(相談記録分析)。年収帯別の内訳は「年収800万円以上」52%、「年収700万円台」24%、「年収600万円台」16%、「年収500万円台以下」8%。オリックス銀行が案内するとされる年収700万円前後という基準は、フルローン希望者が半数を占める水準(年収800万円以上)とはやや離れており、年収600〜700万円台でフルローンを希望する場合は自己資金や物件収益性の見直しが必要になりやすい傾向がうかがえます。
【調査結果】自己資金ゼロでのフルローン希望者の半数超が年収800万円以上の層
イエウール土地活用に寄せられた相談記録を分析したところ、自己資金ゼロでのフルローンを希望する相談者215件のうち、52%が年収800万円以上の層に集中していました。オリックス銀行が案内するとされる年収700万円前後という基準は、この境界線よりもやや低い水準にあります。
※対象:直近2年間にイエウール土地活用へ寄せられた相談のうち、自己資金ゼロでのフルローンを希望すると申告した相談者215件(相談記録分析)。年収帯別の内訳は「年収800万円以上」52%、「年収700万円台」24%、「年収600万円台」16%、「年収500万円台以下」8%。
年収600万円台で自己資金ゼロという相談も一定数あるようですが、この年収帯による差はどこから生まれているのでしょうか。
アドバイス
フルローンは金融機関にとって自己資金という緩衝材がない分、返済原資である家賃収入と本人の年収の両方に余裕を求められる組み方です。年収800万円以上の層でフルローン希望が半数を占めているのは、年収に余裕があることで返済比率が下がり、金融機関側のリスクを吸収しやすいためだと私は見ています。年収がその水準に届かない場合は、自己資金か物件収益性のどちらかで同じだけの安心材料を補う必要が出てきます。
具体的には、年収がその水準に届かない場合、どのように対応すればよいのでしょうか。
アドバイス
私が相談を受ける際は、まず年収700万円との差額を確認したうえで、自己資金を建築費の1〜2割用意できないか、あるいは返済比率を下げられる物件規模(戸数を減らす・立地を見直すなど)に変更できないかを、この順番で一緒に検討するようにしています。自己資金の積み増しと物件規模の見直しは同時に検討でき、どちらか一方で足りなければ両方を組み合わせるという進め方をお勧めしています。
日々いろいろな方からご相談をいただく中で、年収600万円台で自己資金ゼロという方からのご相談は実際に多いです。「厳しいと思って諦めていたけれど、条件を見直したら選択肢が広がった」という声もよく耳にします。
この方のように、専門家のアドバイスをもとに条件を見直したことで選択肢が広がった相談者は少なくありません。以下は、実際に自己資金の積み増しを行った方の事例です。
この事例で確認してほしいのは、自己資金の割合が変わることで金融機関からの評価がどう変化したかという点です。
この事例から読み取れるのは、自己資金の割合を少し見直すだけでも、金融機関からの評価や提示条件が変わりうるという点です。
※本事例は、当メディアが独自のアンケート調査・オーナーコミュニティを通じた一般公募により、利害関係のない第三者のオーナー様と接点を構築し、編集部によるオンラインインタビューを実施したうえで作成しています。個人が特定できないよう氏名・詳細な住所等は非公開としています。
自分の属性でどこまで現実的に狙えるかは、条件の組み方次第で変わります。まずは無料でおおよその傾向を確認してみましょう。
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年収帯別の傾向がわかっても、実際にオリックス銀行を検討した人が最終的にどこで融資を受けたのかは別の疑問です。オリックス銀行を候補にした相談者のその後を追ってみると、地方銀行やメガバンク、信用金庫に切り替えたケースも一定数あります。
オリックス銀行を検討した相談者が最終的に融資を受けた先の内訳
※対象:直近2年間にイエウール土地活用へ相談し、当初オリックス銀行のアパートローンを検討していたと申告した相談者約150件(相談記録分析)。最終的な融資先の内訳は「オリックス銀行に決定」34%、「地方銀行に変更」28%、「メガバンク(都市銀行)に変更」22%、「信用金庫に変更」16%。
【調査結果】オリックス銀行を検討した相談者の約6割が最終的に他行へ切り替え
当初オリックス銀行のアパートローンを検討していた相談者約150件を追跡したところ、最終的にオリックス銀行で決定したのは34%にとどまり、残る約6割は地方銀行・メガバンク・信用金庫のいずれかに切り替えていました。
※対象:直近2年間にイエウール土地活用へ相談し、当初オリックス銀行のアパートローンを検討していたと申告した相談者約150件(相談記録分析)。最終的な融資先の内訳は「オリックス銀行に決定」34%、「地方銀行に変更」28%、「メガバンク(都市銀行)に変更」22%、「信用金庫に変更」16%。
オリックス銀行を検討していても、実際には地方銀行やメガバンクに変更する方が半数近くいるのですね。この差はどこから生まれるのでしょうか。
アドバイス
地方銀行に切り替える方は、物件所在地でその銀行と取引実績がある、あるいは地縁があるケースが目立ちます。地方銀行は地域内の取引実績を評価しやすいため、金利面でオリックス銀行より有利な条件を引き出せることがあります。一方でメガバンクに切り替える方は、事前審査を並行して進めた結果、属性面で厳格な審査を通過できる見込みが立ち、金利の低さを優先したケースが多い印象です。信用金庫は小規模物件・地域密着型の評価に強みがあるため、物件規模がコンパクトな方に選ばれやすい傾向があります。
具体的には、どのような基準で切り替えを判断すればよいのでしょうか。
アドバイス
私が相談を受ける際は、まず物件所在地の地方銀行・信用金庫に取引実績や口座履歴がないかを確認し、あれば必ず1行として事前審査に加えるようお伝えしています。そのうえで、属性面(年収・勤続年数)に自信がある方にはメガバンクの事前審査も同時並行で進めていただき、実際に出た金利差が0.5%を超えるかどうかを1つの判断基準にしています。差が小さい場合は、審査スピードや対応の柔軟性でオリックス銀行を選んでも後悔は少ないというのが、これまで見てきた実感です。
実際に地方銀行との地縁を活かして条件を見直した事例を紹介します。
この事例で確認してほしいのは、地方銀行への切り替えでどのような条件差が生まれたかという点です。
この事例から読み取れるのは、物件所在地の金融機関との取引実績は、金利交渉において見落とされがちだが有効な材料になりうるという点です。
※本事例は、当メディアが独自のアンケート調査・オーナーコミュニティを通じた一般公募により、利害関係のない第三者のオーナー様と接点を構築し、編集部によるオンラインインタビューを実施したうえで作成しています。個人が特定できないよう氏名・詳細な住所等は非公開としています。
アパートローンオリックス以外の選択肢も含めて比較する方法
ここまで見てきたとおり、オリックス銀行は保証料不要・最長35年という条件面の魅力がある一方、都市銀行より金利が高めに出やすく、スルガ銀行のような審査スピード・柔軟性でも一長一短があります。「オリックス銀行だけで決めてよいか」を判断するには、自身で複数の金融機関に事前審査を依頼して条件を比較するとともに、土地活用会社・建築会社の収益プランも複数社から取り寄せて比較することが、最も確実な方法です。
- 複数の金融機関に事前審査を並行して依頼する:表示金利だけでなく、実際に出た条件(手数料・保証料込みの総支払額)で比較する(イエウール土地活用は金融機関の紹介・あっせんは行っていないため、この工程はご自身で各金融機関に依頼する形になります)
- 物件の収益プランも複数社から取り寄せる:金融機関の評価は物件の収益性に左右されるため、土地活用会社・建築会社の収益プラン自体の比較も欠かせません
- 金利交渉の材料として他行の条件を使う:他行からの提示条件があると、金利交渉の余地が生まれることがあります
なお、オリックス銀行の金利は変動金利型であり、日本銀行が2024年3月にマイナス金利政策を解除して以降、段階的な利上げが続く局面にあるため、今後も金利水準が変わっていく可能性があります。将来の金利推移を前提に資金計画を立てたい方は、他行の金利動向もあわせて確認しておくと安心です。また、投資用マンション向けの「Wプラン」のような証券化スキームを伴う商品は、今回のアパートローンとは対象物件・仕組みが異なるため、混同しないよう注意しましょう。
返済シミュレーションの詳細な計算方法は、それぞれ専用の解説記事で詳しく取り上げています。詳しくはアパートローンの返済シミュレーションをご確認ください。
オリックス銀行だけで決める前に、まずは複数社の収益プランを比較してみませんか。1社に絞る前の比較検討が、後悔しない選択につながります。
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よくある質問
Q. アパートローンオリックスの金利は今後上昇しますか?
オリックス銀行のアパートローンは変動金利型であり、当社所定の短期プライムレートの変動に応じて、4月1日・10月1日を基準日に年2回、利率の見直しが行われます。日本銀行が2024年3月にマイナス金利政策を解除して以降、段階的な利上げが続いているため、今後も金利が上昇する可能性を踏まえて資金計画を立てることをお勧めします。
Q. オリックス銀行の不動産投資ローンと投資用マンションローンは何が違いますか?
アパートローン(不動産投資ローン)は一棟アパートなど一棟物件向けの商品であるのに対し、投資用マンションローンは区分マンション向けの別商品です。証券化スキームを伴う「Wプラン」も投資用マンションローン側の商品であり、一棟アパート投資の資金調達では対象になりません。
Q. 金利交渉で必ず金利は下がりますか?
必ず下がるわけではありません。サラリーマン向けのアパートローンはパッケージ化された商品であるため、属性が良くても交渉が成立しない場合があります。他行からの借り換えを前提にしている場合や、満室経営で収益実績が良好な場合に交渉の余地が生まれやすい傾向がありますが、過度な期待は禁物です。
オリックス銀行のアパートローンは、保証料不要・最長35年という条件面の魅力を持つ一方、金利水準や審査基準は他行と組み合わせて初めて「有利かどうか」が判断できます。まずは複数の金融機関に自身で条件を確認するとともに、複数の土地活用会社・建築会社の収益プランを取り寄せて比較したうえで、最終判断することをお勧めします。